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原料費調整制度について

原料調整制度とは

都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)とLPG(液化石油ガス)の輸入価格(貿易統計)の価格変動をガス料金に反映させるために導入されている制度です。

原料調整制度のしくみ

<原料価格の算定期間とガス料金への反映時期>

貿易統計にもとづく3ヶ月の平均原料価格と、基準となる原料価格(基準平均原料価格)を比較し、その変動分について、算定期間の最終月から3ヶ月後の検針分に反映します。

ガス料金の算定方法

毎月の調整単位料金は、あらかじめ定めた基準単位料金に、原料費調整による調整額を加算または減算し算定します。

原料費調整制度による調整単位料金の算定方法(2023年1月検針分の場合)

算定に用いる当社の係数
基準平均原料価格 85,350円/トン
LNG構成比率 0.9576
LPG構成比率 0.0466
換算係数 0.081
①平均原料価格(全国貿易統計値の3か月平均値)を算定します。

<LNG平均価格>152,790円/トン×0.9576+<LPG平均価格>98,160円/トン ×0.0466
=150,885.960⇒150,890円/トン ※10円未満四捨五入

②平均原料価格との変動額を算定します。(原料価格変動額)

150,890円/トン-85,350円/トン=65,540円/トン⇒65,500円/トン ※100円未満四捨五入

③調整額を算定します。

<原料価格変動額>65,500円/トン×0.081円/㎥÷100円/トン×<消費税率>(1+0.10)
=58.3605円 ※小数点第5位以下の端数は切り捨て

実際のガス料金の算定(2023年1月検針分の場合)

【想定条件】2023年1月の調整単位料金が58.3605円・一般料金で一か月のガスご使用が30㎥の場合

「一般料金(一般料金プラン)料金表B」の基本料金、基準単位料金を適用します。

適用調整単位料金〔基準単位料金±(原料費調整制度による)調整額〕
=基準単位料金200.65円+調整額 58.3605円(小数点第3位以下の端数切り捨て)

<基本料金>1,894.44(円/月)+259.01(円/㎥)×30(㎥/月)=9,664.74⇒9,664円 ※1円未満を切り捨て

※適用する調整単位料金はご使用量のおしらせ(検針票)にてあらかじめお知らせします。

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