都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)とLPG(液化石油ガス)の輸入価格(貿易統計)の価格変動をガス料金に反映させるために導入されている制度です。
貿易統計にもとづく3ヶ月の平均原料価格と、基準となる原料価格(基準平均原料価格)を比較し、その変動分について、算定期間の最終月から3ヶ月後の検針分に反映します。
毎月の調整単位料金は、あらかじめ定めた基準単位料金に、原料費調整による調整額を加算または減算し算定します。
算定に用いる当社の係数 | |
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基準平均原料価格 | 85,350円/トン |
LNG構成比率 | 0.9576 |
LPG構成比率 | 0.0466 |
換算係数 | 0.081 |
<LNG平均価格>152,790円/トン×0.9576+<LPG平均価格>98,160円/トン ×0.0466
=150,885.960⇒150,890円/トン ※10円未満四捨五入
150,890円/トン-85,350円/トン=65,540円/トン⇒65,500円/トン ※100円未満四捨五入
<原料価格変動額>65,500円/トン×0.081円/㎥÷100円/トン×<消費税率>(1+0.10)
=58.3605円 ※小数点第5位以下の端数は切り捨て
【想定条件】2023年1月の調整単位料金が58.3605円・一般料金で一か月のガスご使用が30㎥の場合
「一般料金(一般料金プラン)料金表B」の基本料金、基準単位料金を適用します。
適用調整単位料金〔基準単位料金±(原料費調整制度による)調整額〕 <基本料金>1,894.44(円/月)+259.01(円/㎥)×30(㎥/月)=9,664.74⇒9,664円 ※1円未満を切り捨て |
※適用する調整単位料金はご使用量のおしらせ(検針票)にてあらかじめお知らせします。